本の処分基準 って難しいですよね。「本棚に収まりきらなくなってきたな…」「本棚を整理して気分転換したい」と思っても、捨てる本を選ぶのに一苦労します。
途中で「あぁ、こんな本も買っていたな」と読み始めてしまって、作業が思うように捗らなかったり。
なんか、大変なんですよね。
今回は、無理をしない程度に本を整理したい方にピッタリな「本の処分基準」をゆる~くご紹介します。
本の処分基準
私が実践している、処分する本の基準はこんな感じです。
・途中で読まなくなったもの
最後まで読み切っていない本は、内容に少なからず違和感があったり、期待していた内容と違っていたりなど、いまの自分には必要のない本だったということだと思います。
実際に、途中でモチベーションを失ってしまったものに再度挑戦する気力はありませんし、その気力は心身の回復に使います。
・読んだけど内容をほとんど覚えていないもの
読んだ気になって飾っていただけなのかもしれません。
素晴らしいことが書かれていたのかもしれませんが、その時の私には吸収できることも響くこともなかったのでしょう。
ただ、本棚にあるという安心感が、いまでは不快感に変わってしまいました。
・繰り返し読まないであろうもの
置いておけばまたいつか読むかもしれない・・・なんて思っていましたが、その時は今日この瞬間までやってきませんでした。
そして私は休職となりました。
つまり、私にはあまり役に立たなかった(実践することが難しかった)本なのかもしれません。
・辛い気持ちや苦しさを紛らわせるために買ったもの
自己啓発系の本はほとんどがこの気持ちからの衝動買いだった気がします。
辛い、苦しいという感情に押しつぶされそうになったらとりあえずネットの即日配送で注文していました。
しかし、全てが役に立たなかったというわけではなく、落ち着いたら読みたいと思える本もありましたが、休職しカウンセリングを受けることの方がよほど役に立つと思いました。
・なんか嫌なもの
表紙のデザインがうるさい。大きさが中途半端で手にもって読みずらい。ギシギシ鳴る。
五感に不快感を与える本はいまは必要ありません。
休職中は気持ちを落ち着かせて穏やかに過ごすことが最優先だと思っています。いま読みたくない本は思い切って処分してみました。
おもにビジネス書・自己啓発書を処分しました

今日は休職1日目です。
朝、スマホのアラームがいつもの時間に鳴って、目を覚ましました。
「今日から出社しないんだなー」と考えながらも、なんか起きなくてはいけないような気がしてベッドから抜け出しました。
スヌーズに切り替わっても起き上がれなかった日々を思い返すと、「仕事に行かなくて良い」という事実がこれほど救いになるとは…。
昨日までの朝とくらべて心にゆとりができた気がして、休職1日目にして穏やかな気分です。
この調子のまま取り掛かりたいことが「ビジネス書・自己啓発書の処分」でした。
目に付くたくさんの本が、気分を落ち込ませていたことに気が付きました。
仕事に情熱を燃やしていた時のことや、上手くいかなくて辛かった時の感情が、その本棚一杯に詰まっています。
また、単純に視覚から入る情報が多いとそれだけで疲れてしまいますよね。
ということで、先ほどの「本の処分基準」に沿って、思い切って本を処分します。
こんな感じの本たちです。
- 戦略的〇〇
- 〇〇思考入門
- 〇〇な人だけが知っていること
- 人の心が変わるプレゼンの〇〇
- 傾聴の〇〇
- 〇〇な働き方
- 幸福のための〇〇
- もしかして〇〇障害?
などなど、
ざっと40冊ほどです。
本棚の余白はこころの余裕
結果的に本棚がすっきりして空間に余白が生まれました。
こういう目に見える余白がこころの余裕につながるのかもしれません。
本当に読みたいときが来たらまた買えばいいし、休職から復帰できるくらい回復したらもっと別の本に興味をひかれるようになるかもしれないですよね。
たぶん、今回処分した本で買いもどすものはないかもしれません。
新たな本との出会いにワクワクしながらも、衝動買いはもうやめようと思います。
精神が安定する = 本の衝動買いがなくなる = お金が貯まる
すごい節約術ですね。
本の重さの分、すこし心が軽くなった気がするのでゆっくり休みますね。
みなさんもゆるやかにひと休みしましょ。